21歳、思うこと。

みましょうよ時間ある時にでも。ね。

立川で一番おいしい定食屋さんを、紹介します。

なにやら秋の訪れのようだ

 

つい最近までアツアツボンバーとウェイが叫び回り、セミがミンミン泣いていた夏が突然終わりを告げたように思う。これは夏の小休憩だろうか

 

慣れ死んだ最強city立川を歩いているとお腹が空いたことに気がつく

 

そうだ、そんなときはあの定食屋に行こう

 

・・・・・

 

自動ドアのくせに自動で開かない扉を開けると、なにやら騒がしい店内であり、まだ18時半だというのに定食屋で酔っ払っているTHE立川なおじさんと店主のおじさんがおしゃべりに花を咲かせていた

 

「いらっしゃい、よく来たね」

 

声の方へ目をやると、背の小さなおばさんが両手に生ビールを持って、とことこやって来た。

 

「少し待っていてね」

 

彼女はこの店で働いている方で、おそらく店主の奥さんなのだろう。背は小さく、言葉遣いは丁寧、まさにお母さんといった方だ。その"お母さん"を求め、たくさんのお客さんがここの定食屋を訪れる。この店では、お客、皆が子供になる。そんな店なのだ

 

 

www.tamatebakonet.jp

 

空いた席に腰をかける、オーダーはもう決まっている。にんにく辛味噌丼¥550だ。決して広くはない店内を忙しく駆け回るおばさんをやっとの思いで捕まえ、オーダーをする。

 

「はい、少し待っていてね」

 

動き半分で、聞いているかわからないおばさんの返事を聴き終えると僕はとくにやることもないのでぼーっとしながら待つことにした

 

にんにく辛味噌丼はこの店の名物丼で、メディアの取材も受けているらしく、店内には雑誌の切り抜きのようなものも貼られていた

 

待っている間も、おばさんはせわしく店内を動き、ビールをサーバーから注ぎ、笑顔でお客に提供する。味はもちろん美味しいのだが、このおばさんの人柄に惹かれて、この雰囲気を味わうためにお店に足を運ぶお客も多いことだろう

 

接客はマニュアルだけではないな、そう思うのだった。

 

昔ながらのちいさいテレビに流れるバラエティ番組を見ながら僕は空腹と将来の不安と夏の終わりといろんな感情が押し寄せ、なんだか言葉で表せない感情になった

 

目をバラエティ番組から、携帯に移す。インスタには、海に行った高校の後輩やら、最近インスタグラマーになったらしい友達がいいねを得ようと必死に努力している姿が垣間見えた

 

お洒落さんと繋がりたいことなんて人生で一度も思ったことのない自分だったが、友達の投稿なので「いいね」を押すことにした。同時になんだか、少し寂しい気持ちにもなった

 

このおばさんも若い頃はお洒落さんと繋がりたかったのだろうか、どうでもいいか

・・・・・

 

厨房から漂ってくる肉の匂いが、空腹を助長する。

 

「お待ちどうさま、待たせて申し訳ないねぇ」

 

低姿勢すぎる、そんな印象すら感じるおばさんは、満面の笑みでこちらへ語りかけてきた

 

なにやら先に味噌汁が運ばれてきた

 

「いま持ってくるからね」

 

ズズッと味噌汁をすすり、今か今かと料理を待っていると、おばさんは先ほどと同じように申し訳ないという旨を伝えながら、低姿勢に、「熱いから気をつけてね」という本当のお母さんかと錯覚させるほどの心地良いセリフとともに、からあげ定食を持ってきた

 

それはそれは見事なからあげ定食であった

 

 

・・・・・

 

 

「にんにく辛味噌丼で」

 

もしかしたらからあげ定食に聞こえるかもしれない

 

「ninnniku karamiso don」

「karaage teisyoku」

 

いや、似てない似てない

バナナマン設楽さんの芹那のモノマネくらい似ていない

 

辛味噌の”kara”の部分が奇跡的なおばさん判定の元、からあげとなってしまったのだろうか

 

そんなバカな

 

それだとK-POPで一世を風靡したアーティスト”KARA”はめでたく”KARAAGE”となってしまい脂っこい名前を背負い、ペンギンダンスを踊らなければならないじゃないか

 

なんてことだ、これは大問題だ

 

・・・・・

 

そして、もう一つ、大きな大問題がある

 

この記事の面白ポイントが、からあげ定食のみでこれ以上面白いこともなければ、オチもない、そして当然ながらどう終わっていいかわからないのであり、そのからあげ定食の件もそんなに面白いというわけではないのだ

 

これは困った

 

嘘をつこうか、いや、ダメだダメだ、前回も嘘をついている。さすがにダメだ。からあげ定食のところも書く前は絶対の自信があったが、あまり面白くない。その証拠に画面の前のあなたは今、笑っていない。あぁ悔しい、笑わせたい。あぁ♡

 

おい、

 

おいお前、エクセルシオール立川北口店で、学校の課題をしているお前、高校生らしきお前、なんかしてくれ

 

実はお前の歯が全て入れ歯でその入れ歯をおもむろに外して、僕のアイスティーにディップしたあとムシャムシャ食べるみたいな、そういうのしてくれ

 

もしくは、待ち合わせの彼女が、ガーナ人みたいな、そういった強烈なやつ。くれぃ

 

 

頼む

 

 

 

どうしたらいいんだ、オチ

 

 

 

あぁ

 

 

 

 

 

・・・・・・

 

「ありがとう、からあげ定食、550円ね」

 

やはり外は秋を感じさせる気候で、半袖で家を出た自分を少し悔やむ。

 

手動で重い扉を閉め、一息つくと、なにやら後ろから声がした

 

「待ちな、小僧」

 

振り返ると、おばさんがたっていた。しかし、なにか雰囲気が違った

 

街のお母さん、先ほどまでのあの優しい顔つきはどこへやら、そこにいたのは好戦的な女性、ポケモントレーナーのマキコだった

 

「あんた、ここから先に行くにはあたしを倒してからいきな」

 

そういうと、マキコはゴーリキーをくりだした

「ゴーリキー」の画像検索結果

 

僕はポケモンを持っていなかった。さっきポケモンセンターに預けていたばっかだったのだ。

 

やれやれ、

 

メキ

 

メキメキ

 

メキメキメキメキ

 

ガシャ、ガシャーン

 

「ゴローニャ」の画像検索結果

僕は、ゴローニャに進化した

 

 

 

 

 

ゴーリキー、きあいパンチ」

 

 

 

ドン、僕は死んだ。

 

 

ポケットモンスター最新作、2019年発売予定。

みなさん、ぜひ。

 

 

 

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